知念城Chinen gusuku


神が降りた森の聖地
知念城は‘‘知念森’'とも呼ばれ、祭祀に使われるクバの菜がうっそうと茂っています。古城(クーグスク)と新城(ミーグスク)の2つの郭からなり、古城の石垣は自然石の「野面積み」ですが、今では深い緑と一体となって、まるで物語のなかの森の遺跡のようです。『おもろさうし』には「知念森ぐすく/神降れ初めのぐすく」と謡われ、神が初めて降り、アマミキヨ(沖縄民族の祖)が初めて神に祈った聖地とされています。新城には、火の神の祠や、久高島を遥拝する御嶽などがあり、今でも「東御廻り(あがりうまーい)」と呼ばれる型地巡礼の地として心の拠り所となっています。知念城は、祖先を敬い、自然の恵みに感謝し祀ってきた沖縄の歴史や文化を深く感じさせてくれるグスクです。
商品一覧
商品に関するご質問や、
手作り体験についてのご質問等
お気軽にお問い合わせ下さい。